見た目の改善は元より、“歯科治療”の一貫としても用いられる部分矯正。一部の歯並びを整える部分矯正は、短期間で治療が終了し、比較的費用を抑えられることが特徴です。
こんな方におすすめ
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あとほんの少しだけ、
歯並びを良くしたい -
すきっ歯が気になる
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抜歯や歯を削るなど、
できるだけ手を加えたくない -
短期間なら矯正治療を頑張れる
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結婚式などのイベント前に
間に合わせたい

ほんの少し歯並びを整えることで、お顔の印象は大きく変化します。短期間で・負担を少なく・費用を抑えながらチャレンジができることが、部分矯正の大きなメリットです。
研歯科クリニックの部分矯正は2種類
当院の部分矯正は、2種類の治療方法から選択していただくことができます。担当の歯科医師が、患者様の歯並びや噛み合わせの状態に適した治療方法をご提案いたします。
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1インビザラインGO
(マウスピース矯正)透明のマウスピース装置を用いた部分矯正です。前歯に特化した部分矯正で、透明のマウスピースで目立たず、周囲に気付かれない治療をおこなうことができます。
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2MTM(ワイヤー矯正)
“ブラケット”といわれる矯正装置とワイヤーを用いて行う部分矯正です。奥歯の噛み合わせに問題がある場合や気になる部分にのみ矯正装置を装着して矯正治療をおこないます。
マウスピースの部分矯正
(インビザラインGO)
透明の装置で目立たず、取り外せる
装置の取り扱いに関しては、非常に快適です。部分的にしか治す必要がない患者様にとっては、矯正治療は負担感が多いと考えます。いざとなれば取り外しが可能な装置で、普段の生活とのギャップが少ないマウスピース矯正がおすすめです。

対象となる歯並び
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軽度な出っ歯
(口ゴボ) -
すきっ歯
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歯のねじれ、
ガタガタ
移動させることができる歯は、前歯(前から数えて5番目から反対の5番目)の片顎合計10本に限られます。そのため、適応できないケースがありますので、お一人お一人のお口の状態をしっかり検査し判断します。
ワイヤー矯正による部分矯正(MTM)
適応部位や範囲に制限がない
マウスピース矯正のインビザラインGOと異なり、移動が可能な部位が限られていないのが特徴。ピンポイントに、必要な箇所のみ治療が可能です。インビザラインGOでは対応できない奥歯もコントロールできるため、噛み合わせを改善したい場合の治療方法の一つでもあります。

歯科治療の前準備として
セラミックなどの修復物を入れる前やインプラント治療前のスペースづくり、埋まっている歯(埋伏歯)を引っ張り出す際にも適しているため、歯科治療前の前準備としても部分矯正が活躍します。※治療をお考えの方は、事前にお問い合わせください。

部分矯正ができない歯並び
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全体の噛み合わせを
治したい方 -
歯並びのデコボコがひどい人
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受け口の方
部分矯正は、全体の嚙み合わせを改善したり、重度のケースを治療することはできません。まずは、部分矯正で治せるケースなのかをご相談ください。
再矯正をお考えの方へ

一度歯列矯正をおこなっても、さまざまな原因によって起こる後戻り(矯正前の歯並びに戻ること)。後戻りの範囲はさまざまで、なかには再矯正が必要ないケースもあります。しかし、一度綺麗に治した歯並びが動いていくのは気になるものです。
再矯正の一つの選択肢として
期間も費用も抑えられる部分矯正は、再矯正をおこなう際の一つの選択肢でもあります。ただし、再矯正でも全体的な治療が必要になるケースもあります。歯並びと嚙み合わせの状態によって判断いたしますので、後戻りが気になる方はご相談ください。

記事監修者:研歯科クリニック 院長 井出研一鶴見大学歯学部卒業。治療技術・知識の向上のため、ニューヨーク大学、ハーバード大学、ペンシルバニア大学など、国内外の研修会へ参加。横浜市中区の研歯科クリニックの院長として「20年後まで長持ちする治療」を目指し、日々の診療に取り組む。